2021年10月27日水曜日

考察:ご飯と味噌汁

昨日の16時過ぎ 夕陽が
ケヤキの葉を染めてきました。
日没時刻が早くなりましたね。

※ 今日のブログは2回に分けます。
次は 午後更新いたします。
昨日の5・6年生
「ご飯と味噌汁」の調理実習です。
さあ 上の写真 “いただきます。”までに
どんなことがあったのでしょう。
テーマ【ご飯と味噌汁を作る】
段取りよくすると まずは・・・
“お米を洗う”が常識と思いきや
味噌汁の具を切っています・・・。
豆腐をさいの目に。
“具”は2種類を自由選択ということで
このチームは 「豆腐&わかめ」
ふむふむ 一般的ですな。
※ “ふえるわかめ“の量を間違い
“わかめだらけラーメン”を作った青春の回想。
こちらのチームは
「さつまいも&もやし」
食感の違いを楽しみたいようじゃな。
入れる順番を間違えないように。
この さつまいもは花田農園産
まさに “地産地消”じゃのう。
こちらのチームは
「玉ねぎ&ニンジン」
ほう 熱を加えると甘みを増す
食材を選んだんじゃな。
こちらのチームは・・・
「ニンジン&大根」
紅白で縁起がよさそうじゃ。
“No Life No Root vegetables.”
(根菜類のない人生なんて。)
そして こちらのチームは・・・
「キャベツ&白菜」
このチョイスは ある意味
“革命的”かもしれぬ。
栄養士のN先生のコメントを
うかがいたい(^^)
具に 火が入り始めました。
だしは たっぷり いりこだし。
ふたをオープン!
ぼわぁっ とした湯気です。
インチキおじさんは登場しませんでした。
「そろそろ 味噌を溶こうかな。」
ひとつ質問していいかのう?
「今日は ご飯は炊かぬのか。」
お米は お米のまま・・・。
※ 給食前 4時間目の様子。
「ご飯 炊かなきゃ!」って・・・
「ポカリ飲まなきゃ。」というノリでは
炊けないぞ。
しかも 5合炊きの羽釜に
1合×5羽釜=10人分
5合×2羽釜でよくないか?
あるいは メスティンでも。
※ 昼休み浸水中
5校時になりました。
羽釜のふちから ぽつぽつと
ご飯の炊ける いい香り
しかし 人によっては この匂いが
憂鬱になる時期あり。
「炊き上がるまで ひまだね~。」
本当は この時間に 味噌汁を・・・。
まあ 革命的なので。
となりの味噌汁は もう一度
火入れ。
担任が準備した3つめの具
「刻みネギ」これがあれば
全てに 彩りが出る 魔法の具
おいしく “いただきます!”
ご飯もこげずに炊け
おかずはなくても
少し こうばしく
煮詰まりかけた味噌汁があれば
ご飯は進む!
炊きたてのご飯と
3時間前にできあがった味噌汁
いろいろ 勉強になりました。
「先生もどうぞ 試食してください。」
ありがとう。では “全部のせ” ならぬ
5グループの “全部入れ” うまい!!

少し冷めても もう一度 温められ
ここだけの 渾身の一杯ができました。

それぞれのよさが よいブレンド加減になり
互いが 互いを引き立て

個性がはっきりし 自分を主張しながらも
他のじゃまをせず
目に見えぬ だしを感じる・・・。

まるで 花田小の子供たちのようです。
それぞれの 学級もあと5ヶ月
学級の味を 秋と共に深めていきます。

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