水土里クラブのご協力で
恒例の「田んぼと川の生きもの調査」の学習を
行いました。
まずは、田んぼの生きもの調査。
畦を歩きながら
トンボやバッタ、カエルなどを
つかまえました。
本日の講師T先生のところへ
もっていくと
すぐに名前を教えてくれます。
みんな一人一人
網をもって虫探し!
今日は、さわやかな風が
田んぼの稲を揺らしていました。
田んぼ横の水路では
エビが見つかりました。
タイコウチもいました。
続いて近くの小野川へ。
水質検査の説明です。
子供たちは一人一人、
試薬を受け取り、
川の水を入れて検査しました。
pHは中性、水質は若干よくありませんでした。
川の生きもの調査へ。
子供たちがもっとも
楽しみにしていた活動です。
ゴーグルを準備している子も・・・
すくってみると
いろいろな生きものが
網に入ってきます。
子供たちは夢中です。
川下から川上へと
少しずつ移動しながら
生きものを見つけていきます。
時には助け合いも。
ちょっとした沢登り感覚。
体験活動は
道徳的なことの実践の場でもあります。
昔の子供たちは、
普通にこんな遊びをしていましたが、
そんな時代ではなくなって
しまいました。
それだけに貴重な体験となりました。
子供たちの収穫物。
たくさんの生きものを
観察することができました。
公民館に場所を移し、
田んぼや川でとった生きものについて
T先生から詳しい説明がありました。
みんな、興味津々。
身近な自然を知り、環境問題についても
考える時間になりました。
T先生、水土里クラブの皆様、関係者の皆様、
どうもありがとうございました
【花田徒然】
今日は、教室を飛び出しての授業。「田んぼと川の生きもの調査」と題して、水土里クラブの全面支援で充実した学習を行うことができました。本物を学ぶことは、極めて重要なことだと思います。百聞は一見にしかずと言います。いくら間接的に学んだとしても、現場へ行き、実物に触れながら行う学習には叶いません。今日も、実際に田んぼの畦を歩いたり、川の中に入ったりと、五感をたっぷり使って活動しました。活動を通した学びは、エピソード記憶としてより強固に子供たちに定着し、これからの考え方や生き方に生かすことができるようになるはずです。
講師のT先生は、子供たちに身近な自然について知り、その自然について考え、その自然を守ることの重要性を学習し、ひいてはこれからの地球のことを考えて欲しいと願っておられました。
年々、田んぼや川の生きものは減ってきているそうです。薬で耕地の虫を殺したり、生息の場を奪っていくことについて心を痛めていらっしゃいました。小さな生きものが生きられない地球は、やがて私たち人間も住みにくい場所へと変わっていきます。子供たちには、環境問題という視点でも物事を見つめられるようになるといいなと思います。
これからも学校の教育活動を通して、また、家庭でも、本物に触れながら学習する機会が子供たちに多く与えられるよう、配慮していけたらと思います。
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