小中一貫教育：母校貢献活動～中学生との交流活動～

どこからともなく風にのっていい香りが漂っています。

校庭のキンモクセイが花を咲かせ始めているのです。来週はきっと学校中，キンモクセイの香りに包まれていることでしょう。さて，本日の土曜授業は，小中一貫教育の活動「母校貢献活動」が行われました。吹上中から卒業生が来校し，小学生と交流活動を行うのです。花田小は，毎年，特色ある教育活動の一つである「日新公いろは歌かるた取り」を中学生と行っています。

まずは，中学生の自己紹介。小学校時代の思い出を語ってくれました。

その後は各学級に分かれて，絵本の読み聞かせをしてくれました。中学生たちは，小学生に合った絵本を選書してくれているので，小学生は身を乗り出して聞いていました。

どの本もとっても面白く素敵な本ばかりでした。さすが中学生です。小学生のことわかっていますね。続いては，日新公いろは歌かるた取り大会です。

体育館では，低学年の部と中学年の部が行われました。低学年には中学1年生が，中学年には中学２年生がついてかるた取り大会です。

読み手と審判を中学生が担当しました。札を取ったら「はい！」中学生に見せます。「いいですよ。」とやさしく中学生は応えてくれます。

１年生も上手に札を取っていきます。

「これであっていますか？」ちょっと自信なげな低学年に本当に中学生はやさしく接してくれます。

中学年の方は，バシバシ札を取っていきます。「上手だよ。」と中学生が褒めてくれるので，うれしくってテンションがとっても上がっています。

お手付きも出るくらい，白熱していました。

こちらは，高学年です。中学３年生も混ざって一緒にかるた取りをしています。

高学年の場合は下の句読みになるので，札を取るのはとっても難しいです。５年生は「わからな～い」1枚も取れません。６年生VS中学３年生の様相です。がんばれ５年生。1枚は取るのだ。

５年生が取ろうとしても、反応がはやい６年生と中学３年生。

あっという間に終了。先輩たちの強さを改めて思い知りました。

続いてはレクリエーションです。ドッジボールをしました。最初は１～３年生ＶＳ中学生女子でした。中学生は左投げです。一進一退のゲーム運びとなりました。

次は，４～６年生ＶＳ中学生男子です。中学生は左投げですが，力のあるボールに小学生たじたじです。

「このボール投げる人いますかあ？」の声掛けに外野にいる中学生が「は～い」と手を上げるシーンもあり面白い試合となりました。

次は中学生と小学生赤白に分かれて対戦です。１年生から中学３年生まで入ったチームのドッジボールは大変見ものでした。

最後は，小学生ＶＳ中学生の試合でした。小学生の果敢に向かってくる姿に圧倒されていた中学生でした。

閉会式では，いろは歌かるた取り大会の表彰式が行われました。

中学生手作りの賞状とメダルをもらって，とってもうれしそうな小学生でした。

中学生が小学生を楽しませようといろいろと工夫してくれた母校貢献でした。小学生はとっても満足していましたよ。中学生のみなさん，楽しい1日にしてくれてありがとうございました。