2023年2月7日火曜日

自分たちで進める学習

立春を過ぎたからか,肌に突き刺さるような冷たさだった空気も少し暖かさを感じるようになってきました。学校では,朝から保健室前の掲示板にある「健康パズル」に取り組む1年生の姿が見られます。
「これは、どう?」「形が少し違わない?」
養護教諭が手伝おうとすると,頑なに拒否。「僕たちで仕上げます!」頼もしい言葉です。昨日は,3・4年生の算数科研究授業がありました。複式学級なので,担任が他の学年の授業をするときには,自分たちで,学習を進めていきます。その進行役をガイドと言い,ガイド担当の子どもが進めます。3年生は2年生まで単式学級だったので複式でガイドをするのは初めてでした。
10カ月も経つと堂々と進めていきます。タイマーを使って,みんなに指示していきます。
タブレットも使いながら,
今日の課題がちゃんとわかったかどうか確かめていきます。学習の流れが分っているので,子どもたちも自信をもって授業に臨んでいます。
4年生は複式が2年目となるので,臨機応変に進めていくことができます。一つ一つを全員の反応を確認しながら丁寧に進めていきます。
一人調べでは,ホワイトボードに誰が見ても分かりやすいように自分の考えを書き込んでいきます。
発表の場では,説明しながら,さらに分かりやすいように赤ペンで書き込みもしていきます。まさに,プレゼンテーションです。
みんなの考えの発表が済んだら,ガイドさんは,共通するところ,大切なところを意見を出させながら,まとめていきます。そして最後は,担任と一緒に確認します。複式学級は,大変そうに思われがちですが,子どもたちにとって,自分たちで考え,学び合い,確認し合えるという,主体性と対話性が身に付いていくというよさもたくさんあるんですよ。これからも,学ぶことを楽しむ子どもたちを育てていきたいです。

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