2023年2月14日火曜日
2月14日は「思いやり」の日
先週,「春一番が吹いた」と新聞記事に載っていました。あの嵐は「春一番」だったんですね。気付きませんでした。卒業カウントダウンカレンダーは「26日」となりました。
今日は穏やかな日です。春の嵐にも負けず,学校の緋寒桜はほぼ満開となりました。
2月に入ってから,砂場の造形遊びが1年生の中で再燃しています。
晴れの日はもちろんのこと・・・
曇りの日も,スコップを持ち出して「えいほっ」「えいほっ」と穴を掘りつつ山を作りつつというところでしょうか。ところが,春の嵐で・・・
崩れてしまいました。昼休みは,修復作業を黙々と頑張る1年生でした。
さて,今日はイベントが2つありました。まず,子どもたちが楽しみにしている移動図書館「ひよし丸」がやってきました。
「ひよし丸」が来る日は,廊下に「ひよし丸」と書かれたカードが貼られます。ひよし丸の中は狭いので,コロナ感染防止のため数人ずつ入って本を選びます。みんな並んで,自分の番を待ちます。
「どんな本があるかな」「図鑑があるといいな」子どもたちにとって想像しながら待っている間も楽しい時間のようですよ。次は,5・6年生の福祉体験学習です。子どもも高齢者も,障害をもっている人もみんなが安心して暮らせる社会にするために,私たちのできることは何なのか,体験活動を交えながら考える学習です。
はじめに,高齢者体験として,白内障によるものの見え方やものをつかむ力を体験しました。
軍手を2枚重ねしてお箸をにぎると思うようにものがつかめません。「箸をにぎるだけでもこんなに力がいるんですね。」「視野が狭いってこんな感じなんだな。」高齢者の方々が抱える様々な大変さを実感し,どんなサポートや配慮をしたらいいのか考えることができました。
次は車椅子体験です。車椅子の安全操作について学びます。段差のある道やでこぼこ道,上り坂に下り坂など,思っている以上に車椅子での移動は大変です。車椅子に乗っている人の安全第一を思って操作することが大切です。白杖体験では,サポートする際にどんなことに気を付けたらいいのか教えてもらいました。サポートする人の思いやりの声掛けが安心を届けていることを,体験を通して分かりました。将来,共生社会を目指して社会づくりを担っていく子供たちです。これからも体験活動をとおして,多くのことを学び,その学びを生かして欲しいと思います。最後に今日はバレンタインデー。感謝の気持ちを伝えあう日です。
「先生たちに感謝の気持ちを込めて手作りしました。」と言っていただいた手作りのお菓子。将来パティシエになる夢をもっている子からでした。どのお店のお菓子より美味しいでした。それから,ボランティア活動に取り組んでいる兄弟に社会福祉協議会から賞状の伝達式がありました。「ボランティア活動が地域のためになればいいなと思ってがんばっています。」誰かのためにと思える心がとっても素敵ですね。バレンタインデーの今日は,「思いやり」がキーワードとなる1日となりました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿