2023年9月11日月曜日

生きもの調査

今朝,学校の玄関には,栗とヒガンバナが飾られました。どんなに暑くても,不思議なもので,十五夜やお彼岸の季節に近づくと,栗は実をつけ,ヒガンバナは咲きます。本当にえらいなと感心させられます。
隣には,夏の花であるひまわりやクルクマも一緒に飾られてます。まさに,夏と秋の植物たちの饗宴です。植物と言えば,9日の土曜授業では,3年生以上の子どもたちは生き物調査に出かけました。
毎年,田んぼや小野川の生き物を調査し,在来種の生息はどう変化しているのかどうか,環境調査を行っています。
最初に,田んぼの調査から始めました。
今年もとんぼやカエルにバッタが元気に生息していました。
次は,小野川に入って水生生物の採取を行いました。
浅瀬や・・・
深いところも入って・・・・
今年は上流の方で工事等が入っていたため,生息状況が大きく変化しているのではないかと心配していましたが,テナガエビ,サワガニ,小鮒,山太郎ガニなど見付けることができ,思ったほど影響が少なくほっとしました。少しでも環境が変わると生息場所にも影響でてくることも学んだ子どもたちでした。
調査の後は,採取した川の水の水質検査を行いました。検査方法など詳しい説明を受けました。
昨年と比べて水質に変化は起きていないか,チェックしました。
最後に講師の先生から,田んぼの生きものや川の生きものについて話がありました。
田んぼや川の生きものたちが元気に生息できるということは,人間も元気に生活できる環境にあるということ。そして,こういう生き物たちが生息できる環境を私たちも意識しながら生活することが大切であることを学びました。いつまでも,自然に恵まれた花田地域であるために,私たちができることを取り組んでいきましょう。

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