2023年3月23日木曜日
卒業式
鹿児島では「島津雨」と言って,特別な日に雨が降るのは「吉兆」と言われています。明け方の大雨も小雨となり,天気も味方につけた卒業式となりました。卒業生の保護者や御親族,
在校生も卒業生が姿を現すのを,今か今かと待っています。
担任を先頭に,いよいよ入場です。6年間前の入学式と同じように笑顔で入場です。
でも,いざ自分の席の前に立つと,凛とした顔つきに代わります。
卒業証書授与。本物の証書に手が少し震えます。
とてもいい表情で証書をもらう6年生。来賓の方々も見守っています。
6年間の全てが詰まっている卒業証書
4人はしっかり受け取りました。
校長の式辞では,「卒業」の本当の意味と,「悩むことを恐れない」「悩みに向き合うこと」「決して自分をあきらめない」それが「自立」した大人への成長につながることを話していただきました。
教育委員会の告辞では,日新公の教え「自分の正しいと思った道を貫くことで,自ずと道は開けてくる」の言葉をいただきました。6年生は4人とも「日新公いろは歌かるた取り」の名手ですから。良く知っている言葉にうなずいていました。市長さんからも「夢をもち続けることの大切さ」など多くの言葉をいただきました。PTA会長さんからの,「6年間を振り返り,花田小でしかできない体験活動で培った力を中学校で生かして欲しい」という親としての思いが詰まった言葉を子供たちは静かに聞いていました。記念品贈呈では,卒業生から在校生におすすめする本をいただきました。ありがとう。大切に読まさせてもらいます。花田校区からは,中学校の通学用バックをプレゼントされました。「大切に使わせていただきます。」 いよいよお別れの言葉です。
感謝の気持ちと在校生に向けた思いを伝えます。
在校生も練習の時以上に6年生への感謝の気持ちを込めて,お別れの言葉を伝えます。特に家族に向けて書いた手紙を読むときには,感極まって涙が止まらなくなりました。
涙で言葉がうまく出てきません。大丈夫。気持ちはよーく伝わっています。
おかあさんとの思い出をユーモアを交えながら伝えます。そこには温かな家族の思いが流れています。いろいろなことがあったけれど,全ては私たちのためにとがんばってくれている家族に感謝しています。その気持ちは会場全体に伝わりました。笑顔で入場してきた子供たち。退場するときには涙があふれていました。
「ありがとう花田小学校」「さようなら花田小学校」「6年生,本当にありがとう。そして卒業おめでとう!」
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